おんぶはいつから?赤ちゃんの発達に合わせた選び方とおんぶ紐の種類を徹底解説!

赤ちゃんを抱っこしながら、ママ一人で家事や上のお子さんの育児をするのは大変!!
そんな時、親子がぴったりと密着し安定したおんぶ紐があれば、家事はもちろん身動きできやすく趣味や外出など赤ちゃんと一緒にできて子育ての幅はぐんと広がります。

また、赤ちゃんの顔がママの肩越しに見えるような高い位置でおんぶができれば、ママの身体負担が減り、おんぶをされる赤ちゃんはぬくもりを感じながらママやパパと同じ景色を見ることができます。
このように、ママやパパにも赤ちゃんにも多くのメリットをもつおんぶですが、おんぶ紐の種類が多くてどのような基準で選んだらいいか迷いやすいものです。
そんなパパやママのために、快適なおんぶのための基本知識や選び方を解説します。

【目次】

1.おんぶはいつからできるの?

  1. ヨーロッパでは新生児期からのおんぶ?
  2. 首すわり前からのおんぶ紐
  3. 首すわり後からのおんぶ紐
  4. 腰座り以降からのおんぶ紐

2.おんぶ紐の種類の徹底解説

  1. 一枚布タイプ:ベビーラップと兵児帯の違い
  2. 抱っこ紐・おんぶ紐兼用
  3. おんぶ専用

3.おんぶ紐の選び方

  1. おんぶの目的に合わせた選び方
  2. 赤ちゃんの月齢や発達に合わせた選び方
  3. 大人の好みに合わせた選び方

4.快適なおんぶの4つの条件




1. おんぶはいつからできるの?

日本では、おんぶは首すわりからと言われることが多いようですが、アメリカではおんぶは腰すわり以降から、ヨーロッパでは生後間もない新生児でもおんぶをしているようです。なぜ、このように国によって考え方が全く違うのでしょうか。おんぶ開始に最適な時期はいつなのでしょう?
答えは、おんぶ紐の種類にあります。おんぶ紐はどれも同じでなく、種類によりおんぶをされる赤ちゃんの姿勢や位置は変わります。赤ちゃんの身体の仕組みとそれぞれの発達段階に合わせ、おんぶされる赤ちゃんの姿勢を適切にサポートする必要性があります。

現在、日本では多種の抱っこ紐やおんぶ紐が販売されており、それぞれのメリットやデメリットがあります。大人の使いやすさや快適さ、そして赤ちゃんの発達段階に合わせて選びましょう。

ヨーロッパでは新生児期からおんぶ?

ヨーロッパの赤ちゃんの出生時体重は、日本の赤ちゃんよりも平均して大きいです。その為、新生児からベビーラップでおんぶすることが一般的です。赤ちゃんの大きさを考慮すると、日本人の赤ちゃんを安全かつ快適におんぶできるようになるのは生後2カ月以降でしょう。

抱っこより、おんぶの方が身動きは取りやすいものですが、新生児期の赤ちゃんの抱っこは、ママにとっては妊娠していた頃とさほど変わらない感覚で過ごすことができるはずです。新生児期にママも赤ちゃんも共に抱っこ紐を使うことに慣れていれば、はじめておんぶをする時にはスムーズにできるはずです。

首すわり前からのおんぶ紐

ベビーラップで赤ちゃんをおんぶしている日傘の女性

生後間もない首すわり前の赤ちゃんをおんぶする最も安全な方法は、一枚布で織物性のベビーラップを使うことです。
大人がベビーラップの扱いや、適切な引締め加減に慣れていれば、首すわり前からでもおんぶができます。
ベビーラップは、小さな赤ちゃんの身体に完全にフィットしながら包み込み、頭部の安定、正しいM字開脚姿勢と呼吸のしやすい姿勢をキープします。布を細かく調整して引き締めることで、赤ちゃんの骨盤から背中、首元までを隙間なく支えます。 小さな赤ちゃんのおんぶでは、高い位置におんぶができる巻き方を選びます。高い位置のおんぶは、背負う大人が赤ちゃんの顔をみたり、赤ちゃんの呼吸を首の後に感じたりすることができます。 首座り前の赤ちゃんにおすすめのベビーラップの巻き方は、リュックサックキャリーです。小さな赤ちゃんを安全に高い位置に乗せる方法について以下のビデオで紹介しています。

【ベビーラップで首すわり前におんぶするときの注意点】

  • 前抱っこの巻き方でベビーラップの扱いに慣れる
  • ぬいぐるみや人形、または米袋などで背中への乗せ方を習得しておく
  • 赤ちゃんの様子を確認できる高い位置でおんぶする
  • ベビーラップで首から膝までしっかりと支えているか
  • 顎が胸に近づくような丸まった姿勢になっていないか
  • 顔が布に隠れていないか

首すわり前からおんぶをしたいときは、最寄りの抱っこやおんぶのアドバイザーにご相談してみませんか?あなたにとっての安全な背中への乗せ方や巻き方のポイントをきっと教えてくれますよ。

首すわり後からのおんぶ紐

おしゃれなおんぶ紐で赤ちゃんをおんぶする女性

首がすわってくると、赤ちゃんの体重は生まれた時の倍以上になり、抱っこでは身動きがとりにくくなってきます。
日本ではこの頃からおんぶを始めることが多いようです。 赤ちゃんの首がしっかりすると、少し抱きやすくなったように感じるママやパパもいるのではないでしょうか。ただし、はいはいをするくらいまでは、赤ちゃんの体幹の筋肉はまだまだ未熟なので、お座りのような姿勢で長時間支えることはできません。
腰座り前のおんぶ紐は、赤ちゃんのM字型開脚、首〜背中〜骨盤までの適切なサポートが必須です。適切な姿勢でサポートすることで、赤ちゃんはおんぶされながら自分でバランスをとったり、リラックスしたりできます。M字型開脚や背骨の緩やかなカーブを保てるよう、赤ちゃんの股幅や背当て高さにぴったり合うものを選ぶ必要があります。


【腰座り前に使用できるおんぶ紐の条件】

  • おんぶ紐の背当ては赤ちゃんの自然な姿勢にぴったり合わせて調整できるものを選ぶ。ベビーラップはもちろん、メイタイなどの布製の柔らかい背当てなら、赤ちゃんに無理なく、適切な姿勢で大人の身体に密着させることができます。
  • 背中の高い位置で安定したおんぶができる
  • M字開脚と背中の緩やかなカーブを保つ
    おんぶ紐での正しい姿勢イラスト

腰座り後からのおんぶ紐

大きな赤ちゃんをおんぶ紐でおんぶする笑顔の女性

赤ちゃんの腰が座れば、ベルト式抱っこ紐、いわゆるソフト・ストラクチャー・キャリア(通称:SSC)でより手軽におんぶを楽しむこともできるようになります。
お子さんが活発に動く時期でもありますが、背当ての上から両腕を出しても大丈夫です。ベビーラップならダブルハンモック、メイタイやディディクリックならシートを補強して、より体重分散できる巻き方を選ぶとおんぶの負担を軽減できます。


日本の昔ながらのおんぶ文化

日本の昔、おじいちゃんが赤ちゃんをおんぶする様子赤ちゃんを日常的におんぶして、子育てしながら仕事や家事をする文化が日本にはあります。兵児帯や昔ながらのおんぶ紐は、赤ちゃんが泣けばさっと負ぶうことができて、大人が少し前屈みになると赤ちゃんが高い位置で安定しやすいタイプのおんぶ紐です。農作業や家事をする際は、直立よりも前屈みになることが多かったので、理にかなっていたのかもしれません。 現在は防災グッズとして、素早く高い位置でおんぶができる、兵児帯や昔ながらのおんぶ紐が再注目されています。





 

2. おんぶ紐の種類の徹底解説

おんぶ紐の種類はたくさんあります。それぞれの特徴、対象月齢や利用目的から、自分と赤ちゃんのニーズにあった商品を選ぶことをおすすめします。デザインだけではない、タイプ別の特徴と使用時期から、自分と赤ちゃんに適したおんぶ紐を選んでください。

一枚布タイプ:ベビーラップと兵児帯の違い

ベビーラップと兵児帯は、どちらも一枚の長い布(4,2~4,5m前後)ですが、使い方や抱き心地が全く異なります。

兵児帯でおんぶするイラスト

兵児帯:幅は約38cmでベビーラップよりは幅狭です。日本で昔からおんぶに使われてきたさらしや兵児帯は、赤ちゃんを束で大人の身体に結び付け、お尻と脇下を支えます。赤ちゃんを素早く高い位置でおんぶできるので、短時間のおんぶや避難用の防災用具として選ばれることがあります。


ベビーラップでおんぶするイラスト

ベビーラップ:幅は約70cmあり、布面積が兵児帯の倍近くあります。そのため、新生児から大きな赤ちゃんも首から膝まで安全にしっかりとサポートします。
股関節の発育に理想的なM字姿勢、背中は緩やかな「し」の字カーブの背中で支え、赤ちゃんがリラックスしやすい姿勢のため長時間でもおんぶできます。また、高い位置でおんぶできるので、大人の身体も楽です。
ベビーラップは、抱っこ、おんぶ、腰だきなどたくさんの抱き方ができ、体重制限がないため、幼児以降まで長く使用されています。ベビーラップの特殊な織布は、赤ちゃんをしなやかに包み、部分的に引き締めながら微調整し、大人と密着させます。また、ベビーラップは唯一、首すわり前から使えるおんぶ紐です。


抱っこ紐・おんぶ紐兼用

おんぶ紐を使うイラスト

布製抱っこ紐のメイタイや、エルゴに代表されるようなSSC(ソフト・ストラクチャー・キャリア)、またその両方の特徴を備えたハーフバックルキャリアなどが含まれます。
メイタイは、ウエスト部分まで布製のため、首すわり後の赤ちゃんの高い位置のおんぶができることが特徴のおんぶ紐です。
手軽に装着のできるSSCは、もともとは腰座り以降の大きな赤ちゃんのおんぶのために登場した商品です。抱っこならもう少し早くから使用できますが、サイズ感は様々のため、親子双方の体格に合わせて選ぶことがとても重要です。

ディディクリックのようなハーフバックルキャリアは、背当て布と肩ストラップの布で赤ちゃんの身体を隙間なくぴったり包み、親子が密着できるため、腰座り前からおんぶも可能です。
ディディタイやディディクリックは、肩ストラップは引き締めるだけで無段階の調節ができ、親子の身体にぴったりフィットします。そのため、パパママ兼用や体格の違う大人が兼用で使用するような場合にも適しています。

おんぶ専用

おんぶ紐でおんぶをするイラスト

1950年代におんぶ専用商品が日本で登場し、その形をそのまま引き継いだのが「昔ながらのおんぶ紐」です。祖父母世代にとっても懐かしい「昔ながらのおんぶ紐」は高い位置で素早く負ぶうことが特徴です。こういった伝統的な日本のおんぶ文化に影響を受け、最近は海外のメーカーよりonbuhimoという、素早く高い位置でおんぶするための商品が登場しています。海外生まれのonbuhimoは、日本の文化とベビーウェアリングが融合し、M字開脚や緩やかな背中のカーブを保つように設計され、手軽におんぶできます。海外のonbuhimoの対象月齢は腰すわり以降です。


3. おんぶ紐の選び方

毎日の暮らしの中で、どんなシーンに赤ちゃんをおんぶしたいですか?おんぶの目的や、必要とするタイミングが分かれば、自分と赤ちゃんに合うおんぶ紐を選ぶことができるはずです。

おんぶの目的に合わせた選び方

おんぶの目的 選び方ポイント おすすめ
外出、アウトドア 赤ちゃんと大人の快適な姿勢、体重分散性、安定性 ベビーラップ、ディディタイ、ディディクリック
家事 高い位置のおんぶ、シンプルな手順 ベビーラップ、ディディタイ
避難道具  手早くおんぶできる、幼児にも使える、ブランケットにも代用できる ベビーラップ

赤ちゃんの発達段階に合わせた選び方

月齢目安 発達段階 赤ちゃんのニーズ おすすめ商品
生後2~3ヶ月 首すわり前 快適なM字姿勢と緩やかな背骨のサポート、首サポート、高いおんぶ ベビーラップ
生後4~6ヶ月 首すわり後 快適なM字姿勢と緩やかな背骨のサポート、首サポート、高いおんぶ ベビーラップ、ディディタイ
生後7ヶ月~  一人座りができる 快適なM字姿勢のサポート ベビーラップ、ディディタイ、ディディクリック

大人の好みに合わせた選び方

大人目線の理想 おすすめ商品
簡単装着 ディディタイ、ディディクリック
快適(肩・腰低負担) ベビーラップ
高い位置 ベビーラップ、ディディタイ
汎用性 ベビーラップ
おしゃれを楽しみたい  ベビーラップ

4. 快適なおんぶの4つの条件

おしゃれなベビーラップのおんぶ

すべてのおんぶ紐に共通している快適なおんぶの条件は4つ。赤ちゃんにとって快適なおんぶできていれば、ママの身体も快適になる!


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