織布の選び方
伝統が支える優れた織技術
1972年、世界ではじめてベビーラップを製品化したディディモス。業界のパイオニアとして、世界に誇る高品質ベビーラップの名門であり続けてきました。これは、創業以来ずっと研究を重ね、織技術や知識を受け継いできた証です。ディディモスの織布はとても丈夫。さらに柔らかで斜め方向の弾力性があるため、長く愛用でき、引き締めやすいのです。厚すぎず、サポート力が高く、小柄な方にも扱いやすい織布に定評があります。
- 赤ちゃんのからだをしなやかに包み込み、あらゆるポイントを均等に支えます。
- 縁が丈夫な二重織りなので、長時間、赤ちゃんを抱っこしても、型くずれしません。
- 時間がたっても、重みが加わっても、布地が伸びきってしまう心配がありません。
織地の違い
ディディモスの織地は同系色のシンプルなデザインから、 カラフルなストライプや多彩な模様まで、色やデザインはもちろん、織地そのものも豊富です。握り心地、クッション性、弾力性などお好みな織地を選ぶことができます。
ストライプ (綾織)![]() 斜め方向の弾力性があり、
|
ジャカード![]() 斜め方向の弾力性に優れ、柔らかい肌ざわりや繊細な質感が特徴です。 ジャカード一覧 |
リスカ![]() 初心者にも巻きやすく、デリケートな赤ちゃんや新生児からのご利用に最適した布地です。 リスカ一覧 |
プリマ![]() プリマ一覧 |
アダ![]() アダ一覧 |
ダブルフェイス![]() 滑らかな表面で巻きやすく、薄手のわりに弾力性があり丈夫です。 さらっとしている肌触りで好評です。 ダブルフェイス一覧 |
スタンダード![]() 手ごろなお値段のストライプ・シリーズと同様の破れ斜文織。 日本向けに開発した薄手の「スカイブルー」の商品は、小さな赤ちゃんや夏場におすすめ。 スタンダード一覧 |
織り機

このような特殊な布にするには、織り機だけでなく、根気強い熟練した織工が必要です。
撚れていないよこ糸は、製造過程でたて糸にからまってしまうことが多いのです。機械の上にある白い部分が通糸です。その糸の束は2,200ほど。
通糸は、ここから天井近くにある制御装置のところまで通じていて、「指令」を受け取って、たて糸を上げ下げします。下のオレンジレッドの部分を見ると、その瞬間にどのたて糸が上がっているかがわかります。
「時は金なり」のこの時代に、こうした装置が決して効率的でないことは、理解できると思います。
ジャカード織りがいつの間にか量販市場から姿を消し、高級仕様の布地だけに使われるようになったのも、そのような理由によるのです。
こちらのリンクよりドイツの工房で実際に織られている様子をご覧いただけます。正確に織り上げる技術が、美しく繊細なデザインを布の上に展開していきます。工房での織りの様子(YouTube)

DIDYMOSベビーラップは平行四辺形状の形をしているため、先端にいくほど布幅が細くなっています。結び目のための予備の部分であり、長方形の布地と比べ、結びやすく、見た目も美しく、生地に余裕が生まれます。
巻くときに、左右の長さが同じになるように、ベビーラップの真中に「中央」のラベル表示があります。

中央マーク(ミドルマーカー)