スリングの正しい使い方

新生児から縦抱きは基本

赤ちゃんと大人は向かい合うようになり、赤ちゃんの足をスリングの外から出し、M字型に開脚させる「縦抱き」は新生児期から基本の抱き方です。小さな赤ちゃんの股関節がまだ柔らかいため、股関節脱臼を予防するため、小児股関節学会が新生児から縦抱きを推奨しています。また、スリングで横抱きされる赤ちゃんは丸くなりすぎたり、布に埋もれやすくなったりすることにより窒息の危険があります。

対面の縦抱きなら、正面でも腰でもお好きな位置で抱っこできます。赤ちゃんの発育段階やご利用のシーンに合わせて選びましょう。

 

新生児をスリングで抱っこして階段を下りる女性

スリングの寄り添い抱き(正面の対面抱っこ)

大人の胸全体で赤ちゃんの身体を支えることができる正面の寄り添い抱きは、赤ちゃんが大人に密着する面積が広くなり、首も支えやすいので、小さな赤ちゃんにおすすめの抱き方です。


スリングで子供を抱き、カバンの整理をする女性

スリングの腰抱き

赤ちゃんが大人の身体を脚で挟み抱きつくような姿勢で抱っこする腰抱きは、赤ちゃんの理想的なM字開脚姿勢が取りやすく、大人にとって身動きの取りやすい抱っこです。 片手と身体の正面が空くので、ちょっとした家事をしたり、上のお子さんと遊んだりするのに適しています。 抱っこする大人と抱っこされる赤ちゃんのアイコンタクトが生まれやすく、好奇心が活発なお子さんや、指差しをはじめた赤ちゃんとのお散歩にもおすすめです。

スリングの腰抱きはいつから

新生児から2〜3才まで月齢を問わず腰抱きはできますが、赤ちゃんの身体の発達の観点から、上半身をひねる(体幹の回旋を伴う)腰抱きは、赤ちゃんが寝返りをするようになってからが望ましいです。寝返り前の赤ちゃんは、お腹と肩を大人の身体に向けた姿勢で腰抱きしましょう。

スリングの正しい装着

スリングの正しい使い方
  1. 密着
    赤ちゃんの背中部分のスリングにシワがなく、赤ちゃんを支えながら軽くお辞儀をしても安定していればOK。
  2. 健全なM字型姿勢(深いシート、膝裏まで覆う)
    シートは赤ちゃんの両膝裏からお尻を包み、膝はお尻よりも高い位置です。左右対称なM字開脚になっていればOK。
  3. 赤ちゃんが傾いていない
    赤ちゃんの身体が左右に倒れて傾いていないか確認します。赤ちゃんの骨盤から真っすぐ上の位置に赤ちゃんの頭があればOK。
  4. 対面抱っこの必要性
    スリングは大人と対面する姿勢でご使用いただき、前向き姿勢の抱っこ(カンガルー抱き)のご使用は避けてください。対面抱っこは、股関節の発育に理想的なM字型開脚姿勢と赤ちゃんが呼吸をしやすい緩やかな背中の「し」の字カーブを保つことができます。
    スリングの対面抱っこや腰抱きは視界が広く、赤ちゃんの好奇心を満たすと共に、疲れた時や眠くなった時には大人に抱きつくようにして、眠ったり休んだりすることができます。 スリングの前向き抱っこ(カンガルー抱き)では、理想的なM字型開脚が取れなく、背中は丸まった姿勢になりやすいです。また、前向き抱っこされる赤ちゃんは周りの情報を自分から遮断できません。大人と対面し、正面か腰で抱っこしてください。

スリング各部の名称

スリングの各部の名称

リング ディディモスのスリングは、アルミ製でつなぎ目のないスリング用のリングを使用しています。ドイツの商品審査機関TÜV認証工場で生産する、2000kg以上の耐久試験をクリアしています。大きくなってきたお子さんも充分にサポートし、赤ちゃんが舐めても安全な素材のみを使用しています。

布地 ディディモスのスリングに使用するオーガニックコットンは、SKAL(オランダ)ヤIMO(スイス)の第三者オーガニック認証機関のEU認証基準をクリアする希少なオーガニックコットンをはじめ、日本の気候に合うシルクや麻の素材、アレルギーを誘発しにくい染料を厳選しています。

ボトムレール 赤ちゃんを包む布の下側の縁

トップテール 赤ちゃんが包む布の上側の縁

テール リングから垂れる布の端

スリングの基本の使い方

ステップバイステップで使い方とポイントをご紹介します。

1) スリングの準備 

2) 赤ちゃんの抱き入れ

3) スリングの引き締め 

4)赤ちゃんの下ろし方

スリングの基本の使い方動画

新生児をスリングで抱っこする

ディディモスのスリングは、新生児期の赤ちゃんと大人がしっかり密着できるため、移動や寝かしつけの際の安定感も抜群です。 ご使用になる赤ちゃんや大人に合わせてより快適なアレンジをお選びいただけます。

首すわり前の赤ちゃんのネックサポート

首すわり前の赤ちゃんをスリングで支えるコツ
縦抱きで首すわり前の赤ちゃんの支え方

新生児期の赤ちゃんのスリング抱っこには、ネックサポートが必要です。
ディディモスのスリングのネックサポートの作り方はとても簡単です。小さなガーゼを筒状に丸めて首元に挟むだけ。赤ちゃんの首がすわればネックサポートは不要です。
新生児のスリング使い方

新生児期の赤ちゃんの身体にスリングをフィットさせる方法

幅の広いスリングを背中で折り返せば、小さな赤ちゃんの身体にフィットしやすくなります。
また、スリングを使用する大人のお好みによって、フリップをしてご使用いただくことが可能です。小柄な方など、基本の使い方では幅が広すぎると感じる場合にはフリップがおすすめです。



スリングの背中フリップの動画