シルクの抱っこ紐

抱っこ紐に使われているシルクの束

赤ちゃんを優しく包み込むシルクの抱っこ紐

赤ちゃんは肌が弱くデリケートなので、柔らかで温度調整に優れているシルク混の抱っこ紐は新生児に最適です。ディディモスはタッサーシルクという野蚕繭をはじめに、厳選された絹糸にこだわっています。


タッサーシルクとは

天然は茶褐色で艶があり、とても魅惑的で品のある高級絹糸です。
家蚕糸と比較すると、絹糸の一本一本の繊維が太く、シャリ感があり、そのため、丈夫です。改良された家蚕糸と違い、少し節があるため、光の乱反射により独特な光沢が生まれます。 柞蚕絹混の織布で時々見られる節は柞蚕絹の特徴で不良品ではありません。取り除こうとすると、糸が切れる場合がありますので、そのままお使いいただいても大丈夫です。

シルク混のお手入れ

お洗濯をする場合、衣類用中性洗剤(おしゃれ着洗剤)または絹用液体洗剤を使用し、30℃程度までのぬるま湯で手洗いが基本です。通常の洗濯洗剤によっては生地を傷める原因にもなりますので、ご注意ください。 軽く押し洗い、または、汚れのひどい所は軽くたたくようにして、洗います。手洗い後は洗濯機の脱水にかけないでください。よくすすいだ後、軽く絞り、陰干しにします。

アイロン掛けをするときは、低温またはご家庭のアイロンで絹の設定に合わせて、かけるようにしてください。スチームを使用する場合は、蒸気の水の量によってはシミの原因にもなります。アイロンは手早くかけて仕上げることが大切です。

シルクは夏は涼しく、冬は暖かい ~ なぜ?
シルクは吸湿性(水分を吸い取る)が綿の1.3~1.5倍あり、放湿性(水分を発散する)は約1.3倍です。夏涼しいのは、天然素材の中でも、素早く汗を吸い取り体外に放出するという吸湿性・放湿性に優れているからです。冬、薄くて軽いシルクが暖かいのは、糸の内部に細かい隙間をたくさんもっていて、多くの空気を含むことが出来るからです。