クーレストヒップクロスキャリー

必要な長さ:ベースサイズ ー2(ショートラップ)
いつから:首すわり〜
クーレストヒップクロスキャリー(CHCC、通称:クーレストヒップキャリー)は、赤ちゃんを体の横(腰)で抱っこする「ヒップキャリー」の一種で、特に大きくなってきた赤ちゃんや、一重巻きではサポートが物足りないと感じるときに人気の高い巻き方です。
「クロスキャリー」という名前のとおり、2枚の布が赤ちゃんの背中で交差して安定したシートを作ります。眠りたいときには布を背中全体に広げてしっかりサポートでき、手を出したいときには布の面積を小さくして、夏でも涼しく快適に抱っこが楽しめます。交差した布が赤ちゃんの体を包み込むため、脚をよく動かすお子さんにも向いています。
CHCCは肩で結べるため、引き締めの調整がしやすく、結び目の位置も自由に決められます。布を体に巻いたまま、赤ちゃんの抱きおろしを何度でも繰り返せるので、外出先や歩き始めたお子さんとのお出かけにも便利な抱き方です。
ヒント:膝から膝まで、赤ちゃんのお尻をしっかり包み込み、安定したM字姿勢を取りましょう。スリップノットの代わりに引き締めにスリングリングも代用できます。
こんなときにおススメ:巻いたまま抱きおろしでき、トドラーでも快適な腰抱き
レベル:★★
首がすわってからの抱っこ
腰抱きは理想的なM字開脚が保ちやすく、体幹の筋緊張が高まり、バランス感覚も鍛えられるので、身体の発育が促されます。周囲に興味が出てきた赤ちゃんは、腰抱きにより視界が広がり、大人とのアイコンタクトをとりながら安心して新しい世界を発見することができます。大人も家事や作業をする時に手元が見やすくなり、自由な動きが取れるようになります。持ち運びに便利なショートラップ(ベースサイズ-2、-3)を活用できるため、旅行先や歩きたがるお子さまの頻繁な抱っこなどにも活躍します。