トドラーとはじめてのおんぶ③ シート作り

第三回 シート作り 今回のテーマは、おんぶの成功のポイントになる、お子様のお尻をすっぽりと覆うシート作りです。

◎おんぶ ~シートのつくり方~ ベビーラップでのおんぶ1
  • 大きくなってきたお子様の場合、シートを作る布が足りないと感じることがあるかもしれません。そのような時は、お子様の首の後ろの部分の布にたるみや余りがないかチェックしてみてください。
    お子様を包む布は、首後ろからお尻がしわのない状態で、余った布はすべて赤ちゃんが座るシートに使用します。また、お子様が自由に手を動かせるよう、肩を出して脇の下から背中・お尻を包むと、より多くの布でお尻を支えることができます。(ディディモスでは、より大きくなられたお子様向けに、布幅の広いタイプのラップもございます。)

ベビーラップでのおんぶ2
  • スーパーマントスから 背中にのったお子様の身体の下側から手を入れ、シートを作ります。布の下縁をつかみ、お子様のお尻をくるむように引き上げます。シートがお子様の膝裏から膝裏をしっかりと支え、М字開脚姿勢が保てるようにします。

ヒップスクート
  • ヒップスクートでシートづくり 負ぶい慣れないお子様には、いつもの腰抱き姿勢から負ぶうこともできます。腰抱き姿勢でシートを作り、残りのテールはお子様と密着抱っこできるように、腰抱きと反対側の肩でしっかりと握ります。
    ちょうどリングスリングで抱っこしているような姿になります。お子様を手で支えながら、少しずつ布とお子様を一緒にスライドさせ、腰抱きしている大人の脇の下をお子様の頭が通り、背中へと移動させていきます。

ベビーラップ おんぶ4
  • ズボンのウエストゴムを生かして 布の下縁をズボンのウエストゴムなどに挟み込んで、あらかじめシートを作っておくこともできます。
    しかし、負ぶった際に布がずれたり、取れたりすることもあるので、再確認が必要です。