ドイツにおける出産準備と産後ケアから学べる点とは?
ドイツでは、夫婦ふたりで出産準備をし、ふたりで出産を乗り越え、ふたりで育児をすることが基本です。そのため夫婦二人を対象にした出産準備クラス、父親の権利として守られている出産の立ち会い、赤ちゃんを迎えたばかりのふたりへの産後育児サポートなどの制度が充実しています。
日本とドイツの両方の助産師国家資格をもち、現在ドイツで働いている永田佳子を講師として迎え、ドイツの出産・育児支援の特徴について話を聞きます。
特にドイツで育児をする日本人夫婦のケーススタディーを通して、ファミリーセンタードな環境やサポート体制がどのように夫婦間の信頼関係や父子の絆形成へ影響を与えているのかフォーカスします。
「パパが育児に参加する」日本型のモデルと「夫婦ふたりで育児する」ドイツ型のモデルの違いはどこから生まれるのか?またドイツから学べる点はあるのか?というディスカッションもライブ講座中に行っていきます。
◆日程◆
2023年11月10日(金)20:00~22:00
(オンライン入室 5分前)
◆参加費◆
一般:2,500円
アドバイザー:2,000円
学生:1,000円
◆講師◆
永田佳子
- 1984年生まれ 静岡県出身
- 2007年に助産師免許取得し、2015年まで横浜市の総合病院の分娩室・産褥病棟・NICUに勤務。
- 2017年にドイツに移住し、2018年ドイツの助産師免許を取得(Hebamme)
- 現在、Hebammeとしてデュッセルドルフにある総合病院の分娩室で勤務をしながら、産後家庭訪問・出産準備コースを行なっている。
- ディ・トラーゲシュレ ベーシックコース終了
◆講師からのメッセージ ◆
日本での助産師経験後にドイツに来た私が気づいた日独の様々な違い。特にドイツでの赤ちゃんを迎える夫婦・ペアへの産前産後のサポート体制は、現在過渡期にある日本で参考になる部分が多くあるように思います。
今回のDidymosとのコラボレーションが、家族のベース部分をサポートするみなさんにとって新たな視点が得られる機会になると嬉しいです。
◆セミナーの内容◆
- ドイツの出産・育児支援の特徴
- ドイツの出産準備・入院生活・産後の過ごし方
- 早期皮膚接触(ボンディング)の実施
- ドイツで出産育児をする日本人家族
- 質疑応答
- ディスカッション
◆対象者◆
ベビーウェアリング・アドバイザー、助産師(学生を含む)、子育て支援者その他。
ベビーウェアリング・アドバイザー:受講後にメールで送信します。
医療従事者:希望される方には受講後証明書を発行しますので、お申し付けください。
ご注意:開始後15分を過ぎて遅れてご参加の方、途中退出をされる方には証明書を発行いたしかねます。ご了承ください。
受講者の皆様に後日、記録動画のリンクを送信いたします。当時に参加できない方は記録動画を視聴できます。
※個人情報保護のため、記録動画を編集する場合があります。
アーカイブ視聴期限:2023年12月31日