大きな赤ちゃんとはじめてのおんぶ④ おすすめの巻き方
最終回のテーマは巻き方・おろし方です。
◎おんぶ ~巻き方~
お子様が大きくなられて抱っこでは重く感じられる時こそ、おんぶが大活躍します。お子様の体重を軽く感じるためには、お子様を支える布(レイヤー)を増やしたり、チェストパスを取り入れたり、リングを使ったりすることで、より安定させて大人の上半身全体に体重を分散させます。
リュックサックキャリーができるようになれば、他の巻き方も少しずつ試して楽しめるようになるでしょう。リュックサックキャリーの応用として、膝裏を通る束状の布を広げることで、お子様の膝裏もより快適にすることができます。
RRRC
また、チェストパスを取り入れると、肩の布が安定し、胸にも体重が分散され、より快適になります。
RCチベタンチェストパス
また、背中でお子様が安定せず不安に感じるようでしたら、お子様を包んだ布を負ぶう前に一度胸元で結んでからおんぶする方法もお試しください。お子様も安心し落ち着ておんぶに協力してくれるでしょう。(BWCCあるいはSHBC)
BWCC
SHBCプリタイド
お子様がより安定するようにしたい場合は、ダブルハンモックの巻き方もお勧めです。広げた布で胸元から背中までを覆うため、安定感は抜群です。
◎おんぶ ~抱きおろし方~
お子様が安心しておんぶから抱っこされるようにするためは、ヒップスクートを逆の順番でしましょう。おんぶの間は大人の顔が見えませんが、おんぶからそのまま抱っこされ、いつもの大人の笑顔が見えれば、お子様もおんぶが楽しく好きになるでしょう。
また、お子様がおんぶに慣れず動く場合は、お子様の足裏を下から上に押し上げてみてください。膝がお尻よりも高くなり、深くシートに座れると落ち着くこともあります。
お子様が大きくなられて、急いで降りたいと動くときには、慌てずにお大人がしゃがみ、お子様の足が地面につけるようにすることもでます。
4回にわたってお届けしたシリーズは、いかがでしたか?
ぜひ、おんぶに挑戦して、赤ちゃんとの時間を楽しんでください。