大きい子とはじめてのおんぶ(4回シリーズ)

第一回 おんぶってどんなもの?

お子様が大きく成長してくると、もっと自由な動きをしたい、という心の声を全身を使って大人に伝えてくれます。大人もお子様を抱っこしながら、本当はあれもしたい、でも抱っこしているからできないかな、とあきらめることもあるでしょう。

抱っこの生活に、ぜひおんぶも取り入れてみましょう。お子様も大人も、ベビーウェアリングの心地よさと安心を得ながら、それぞれの時間を過ごすことができます。

ベビーラップで高いおんぶをして同じ目線で楽しむ親子

おんぶのよさ

大人にとっては、手元や足元がよく見え、自由な動きがとりやすくなります。抱っこに比べると直立姿勢を取りやすく、反り腰による腰痛などの軽減できるでしょう。

また、お子様にとっては成長にともない興味関心が広がる時期に、おんぶすることで視界も広がり、大人の肩越しにいつもより高い視線で五感を通してあらゆることを楽しむことができます。

興味深いことに、一緒の視界を楽しむことのできるおんぶですが、実は各々の時間を過ごすこともできます。
例えば、美しい花一緒に見て楽しむうち、お子様はお花を手元にとり、触って葉っぱをひとつふたつ数えているうちに、うとうと夢の中へ。大人は肩越しにお子様の寝息を聞きつつ、ゆっくりお茶を楽しむこともできるでしょう。

紅葉の下で黄色いベビーラップでおんぶをしようとしている様子

抱っことおんぶの違い

ベビーラップの抱っことおんぶの巻きの手順には、全く違う点があります。

抱っこでは、あらかじめラップを身体に装着するという準備ができ、お子様を抱き入れてから、布を引き締め調整をします。一方、おんぶではお子様をラップと一緒に抱き上げて負ぶい、背中のお子様をしっかり支えながら、布の引き締めと調整をしていきます。そう、すべてが同時進行なのです。

おんぶ紐の選び方:ラップ?メイタイ?ハーフバックルの抱っこ紐?

お子様のM字型開脚の姿勢が保たれ、大人と密着した高いおんぶが可能なのは、ラップ、ディディタイ、そしてディディクリックというハーフバックルの抱っこ紐です。
小さいうちからラップで抱っこに慣れておくのは、親子にとって理想的です。しかし、大きくなられたお子様からでも、ラップ・ディディタイ・ディディクリックを使ったおんぶも可能ですので、あきらめることはありません。

ベビーラップで子供をおんぶして料理をしている母親

1歳前後からラップを使い始めるのでしたら、ダブルクロスキャリー(あるいはラップ&クロスキャリー)で抱っこに慣れてみてください。
早くおんぶをしたい!!と、心がはやるものですが、「急がば回れ」です。親子ともに抱っこに慣れ親しむことで心の余裕もでき、スムーズにおんぶに移行できることでしょう。

また、ディディタイやディディクリックはラップに似た抱き心地を味わえ、ラップよりも装着が簡単です。
おんぶでも腰紐を先に装着し準備ができるので、初心者の方でも安心しておんぶができます。


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