整体師からみた抱っこ紐、第4回ベビーラップのメリット

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整体師からみた抱っこ紐、第4回ベビーラップのメリット
現役整体師兼ベビーラップアドバイザー、堀内です。
整体師の視点からベビーラップについて考えるシリーズをお届けしています。前回、<抱っこ紐を使用した場合の抱っこ姿勢>を見ていきました。それでは、いよいよ第四回目<ベビーラップについて>をみてみましょう。

抱っこ紐やベビーラップでのママの姿勢

小さな赤ちゃんも大きな赤ちゃんもしっかりとおへそより高い位置で抱っこされ、しかも幅広の布によってママとよく密着しています。
ディディモス

ベビーラップの特徴のひとつは、一枚布であるがゆえに「すべてを自分で調整する」ということです。したがって、「練習が必要」というのが最大のデメリットでしょう。
正しく巻けていないという場合のほとんどは引き締め不足です。バックルタイプの抱っこ紐と違い、正しく巻けていなければ両手を離すことができず、どこかおかしいことに気が付きます。

※多くの方は巻いているのを見て「難しそう!」と感じるようですが、体験会ではほとんどの方は正しい巻き方を習得することができています。きちんと巻けるように様々なサポートがありますのでご安心ください!
習得する苦労はありますが、ひとたびコツをつかめばいいこと尽くし。ベビーラップの抱っこで得られるメリットをチェックしてみましょう。

赤ちゃんへのメリットはディディモス公式ホームページでチェックしていただけますので、今回は大人の身体への影響に限定して見てみます。

メリット1 どんな体型にもフィット!

カチッとバックルで止めるタイプの抱っこ紐は、多少調整できるとはいえ赤ちゃんを入れるところ、肩紐、腰ベルト、といったように形が決まっています。標準的なママの体型に合わせて作られているのでしょう。
私自身146㎝と低身長で、どうしても肩紐が調整しきれません。
一方、「ベビーラップ」は様々な部品が使われていない一枚の布なので、どんな体型の方にも自由自在にフィットして装着することができます。

メリット2 抜群の安定感でラク!

ベビーラップは赤ちゃんを支える布の面積も、大人に装着している面積もとても広く、布同士の摩擦力でも赤ちゃんの体重を分散してくれます。

メリット3 反り腰になりにくい&美しい姿勢をサポート

これまでの回では、低い位置で抱っこすると反り腰になり腰回りが大きくみえてしまう(=骨盤が開いていると言われる状態)、というお話をしましたが、ベビーラップは生まれたばかりの小さな赤ちゃんでも高い位置で縦抱きが可能なため、腰を強く反ってしまうことによる身体への負担と、骨盤が開く姿勢を回避することができます。

また、ベビーラップで抱っこするときのコツのひとつに、「肩を後方へ引きながら布を前に引っ張る」という手順があります。こうすることで猫背を予防し、肩関節をしっかり動かして肩こりの予防にもなります。

※「動画の3:30あたりに注目してご覧ください」動画はこちら
Sachiko @sshacchi

メリット2でもお伝えしたように、密着して揺れないということは、それだけ普段どおりの自然な動作が可能です。

これは、上の子がいる場合に赤ちゃんを抱っこやおんぶしたまま上の子の相手ができるという点で喜ばれるポイントでもあるのですが、同時に美しい動作や疲れにくい動作のためのポイントでもあります。

かっこよく歩いたり、疲れにくい動作をするには「身体全体を使う」という共通点があります。布一枚で赤ちゃんと密着できるベビーラップは、姿勢美人を目指すママの強い味方です。

メリット4 身体感覚が磨かれます。

これはアドバイザーをさせていただくようになり改めて感じたことですが、ベビーラップを装着する場合、専用の布とはいえ「ただ一枚の布である」ということで、多くのママは「これであっているだろうか?赤ちゃんの様子はどうか?」と観察し、とてもよく考えているように感じます。

このことは赤ちゃんとのコミュニケーションにももちろん大きく役立ちますが、ママ自身の身体にもとても有益なことです。

便利すぎる現代日本では「野生の勘」のような身体感覚を要求されることはあまりありません。それゆえに「身体の使い方」が鈍感になっている方も多いのです。身体の不調が出たらすぐに病院に行く、痛いところにシップを貼る、というその前に、しっかり自分の身体と向き合って、「なぜそのような症状が出たか」を少し考えられるようになると、一歩健康に近づく手助けになるのではないかと感じています。

以上、ご紹介してきたこれらのメリットは、「正しく抱っこできている」場合限定です。

どんな抱っこ紐も、使い方が間違っていれば良い効果が得られず、デメリットになる場合もあることに注意してください。初めに言った通り、まずは練習して「正しく使えるようになることが必要」なのです。

~まとめ~

ベビーラップを使用した場合のメリットは…

・どんな体型の方にもフィットする
・安定感抜群でラク
・高い位置で抱っこできるので反り腰になりにくい
・美しい姿勢をサポート
・身体感覚が磨かれる

ただし、ベビーラップで「正しく」抱っこができていることが条件。

☆デメリットは、そのために練習が必要ということ。
いよいよ次回は最終回<ママにとっての抱っことおんぶ>をみてみましょう。


ベビーラップや抱っこ紐について<整体師:堀内千賀子さん記事>:

①産後ママのお悩み

②素手抱っこ

③抱っこ紐の注意点

④ベビーラップの特徴

⑤ベビーラップのおんぶ

ズバリ新生児からの抱っこ紐の選び方を聞く!


 兵庫県尼崎市・岡山を中心に活動中の堀内千賀子さんのHP

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